. 排卵検査薬が陰性でも排卵している?

排卵検査薬が陰性でも排卵している?

20 September, 2023
排卵検査薬が陰性でも排卵している?知られざる真実と対策 | ベビりんご

排卵検査薬が陰性でも排卵している?知られざる真実と対策

概要:排卵検査薬を使っているのに陰性ばかり…本当に排卵していないのでしょうか?実は、排卵検査薬が陰性でも排卵しているケースは意外と多くあります。その本当の理由と、効果的な対策を詳しく解説します。
排卵検査薬 陰性 なのに排卵している イラスト

図1:排卵検査薬が陰性でも排卵している可能性

1. 排卵検査薬の仕組み

排卵検査薬は、尿中のLH(黄体形成ホルモン)の濃度を測定します。LHは排卵を促す重要なホルモンで、排卵の36〜48時間前に急激に上昇します(これをLHサージといいます)。

LHサージと排卵のタイミング

図2:LHサージと排卵の関係

2. 排卵検査薬が陰性なのに排卵している5つの理由

理由①:LHサージが短すぎる

人によってはLHサージが数時間で終わってしまうことがあります。この場合、1日1回の検査ではタイミングを逃しやすいです。

理由②:検査のタイミングがずれている

毎日検査時間が違う、尿が薄い、検査開始日が遅いなどの場合、LHサージを捉えられないことがあります。

理由③:LH値が検査薬の検出感度以下

個人のLH値が低い場合や、排卵機能が弱い場合、検査薬が反応しないことがあります。

理由④:すでに排卵が終わっている

排卵が完了した後はLH値が低下するため、検査薬は陰性になります。

理由⑤:PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の可能性

PCOSの場合、LH値が常に高めで判定が曖昧になることが多く、実際には排卵していないケースもあります。

排卵検査薬 陰性 なのに実際は排卵している 対比

図3:陰性でも排卵しているケースのイメージ

3. 排卵をより正確に把握するための方法

排卵検査薬だけに頼らず、以下の方法を組み合わせるのがおすすめです。

3.1 基礎体温との組み合わせ

状態解釈推奨アクション
陰性 + 低温期排卵前(もう少し検査を続ける)検査を続ける、1日2回検査
陰性 + 体温上昇排卵済み次回のためにデータ蓄積
陽性 + 低温期排卵間近(タイミング!)当日または翌日にタイミングを取る
陽性 + 高温期排卵済み今回は終了
排卵検査薬と基礎体温の組み合わせ

図4:排卵検査薬と基礎体温を組み合わせた対策

4. 陰性が続く場合の対策

対策①:検査回数を増やす

1日1回から1日2〜3回(朝・昼・夜)に増やしましょう。

対策②:検査開始日を早める

生理開始から8〜10日目から開始すると、早いLHサージを捉えやすくなります。

対策③:高感度検査薬に変える

感度の高い海外製検査薬を使うと、LH値が低い方でも反応しやすくなります。

5. 排卵検査薬の正しい使い方

6. 医師に相談するタイミング

以下の場合は早めに産婦人科を受診してください:

  • 3ヶ月以上排卵検査薬が全く陽性にならない
  • 生理周期が極端に不規則
  • 基礎体温が低温期のまま上昇しない
  • 1年以上妊活しても妊娠しない

7. まとめ

排卵検査薬が陰性でも排卵している可能性は十分にあります。焦らず検査回数を増やし、基礎体温やおりものも併せて観察しましょう。3ヶ月以上改善が見られない場合は、迷わず医師に相談することをおすすめします。

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